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マンガを読むのが激遅っ!なチヅルのマンガ日記。でしたが、タカラヅカもあったり、シーズンごとにドラマ感想もあるよ。気楽にコメントドウゾ☆


by chizuru-66-lun
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『桜蘭高校ホスト部』9巻 (60分)

ちょっと残念な気持ちでいっぱいのノロマレッドことチヅルです。

だって、9巻収録話の一部をアニメで先に見てしまったんですもの。
なんとなーく損した気持ちです。



桜蘭高校ホスト部 9 (9)
葉鳥 ビスコ / 白泉社

カバーはハワイアン(?)なハルヒとハニー先輩。
と、ウサちゃんとクマちゃんとベルゼネフ。
見えにくいけど、ハルヒの髪がくるんくるんで可愛いvV







中表紙はアラブの遊牧民チックなハルヒ、双子、3年生ズ。
双子が同等の扱いを受けていないところが珍しい一品。
ハルヒと背中合わせになってるのは、分け目から考えて馨かな。

馨といえば、双子では大人なほうですね。
(いまだに区別がつけられずにいる私ですが……;;)
双子自身でもそう言っているし、ハルヒもそうだと感づいている。
もちろん、葉鳥先生もそれを意識して描き分けている「つもり」でしょう。(笑)
とはいえ、それは物語の上だけであって、トビラとかでは反映されてないと思います。
現に、コミックスでお馴染みの「巻末いちゃ絵」では、
いまだに単体ではハルヒといちゃいちゃさせてもらえてなかったり;
光がちゃんと大人になれば変わってくるのかもしれないけど、
それはそれで面倒だから今のままでいいと私は思います。



では、そろそろ収録作品ごとに感想なぞ。

■第37話:ホスト部結成話 双子編
ふたりでひとつだと言いながら、それぞれ別の人間だとわかってもらいたい。
見分けて欲しい、見分けて欲しくない…入り交じる気持ちが、
双子の心を堅く閉ざしていた頃、環からホスト部結成の話を持ちかけられる双子。
最終的には、すごいんだかどうだかよくわからない殿の純粋さに負けるというお話。

これです。この話を先にアニメで見てしまったのですよ!
アニメで見てたときは、「こんな話あったっけ~? オリジナルかなぁ?」とか
のん気に構えていたのですが、そんなわけないでしょうよ。
そうだよ。私って雑誌では見てないんだったよ;
コミックス派のことも配慮して放送して欲しかったなぁ。

んーと、アニメのこの回の最後のほうでは、
中学生ハルヒとすれ違うようにして、ものっすごく爽やかな鏡夜様が拝めました。
あまりにも不自然で死ぬほど笑ったんですが、
マンガではそこまでの描写がなくてちょっと残念でした。(笑)


■第38話:モナール王国第一王女ミシェル姫襲来(前編)
■第39話:モナール王国第一王女ミシェル姫襲来(後編)
モナール王国第一王女ミシェル姫が留学生として桜蘭学院にやってくる。
ミシェル姫直々に世話係を命ぜられたホスト部。
姫のワガママぶりにも嫌な顔ひとつせずに尽くす環を部員は不思議がるが、
環の母親とミシェル姫がどことなく似ているということを知り、
マザコンな環のために協力してやろう!となるのが前編。
後編では、ミシェル姫が愛しい兄の下へ早く戻るために、
ワガママを言って嫌われようとしていたことが発覚。
さらに、ハルヒが桜蘭高校に入学した目的が、
母親と同じ職業である弁護士になりたいためであると知った環。
そのハルヒから「(マザコンな環も)おかしくない」と言われ、
なんとなーくハルヒのことを恋愛対象として意識し始めた…かも?というお話。

前編のホスト部における海賊コス。
鏡夜様が「海賊モノは双子にハマっている」と仰っていましたが、
イマイチ理解できませんでした。どのへんがハマっているのですか?;
それはともかくとして、鏡夜様が手にしているのはオペラグラスですか?
眼鏡をしているようでしていない鏡夜様も素敵です……vV(何でもいいの笑)


■第40話:殿がご病気でござるの巻
ミシェル王女が帰国してから、環は娘であるハルヒにちゅーしそうになったと悩み、
そして考えすぎて、知恵熱を出した…という感じ。
見舞いに来たホスト部員たちが部屋を離れた間に、
理事長が環を見舞い、寝ている環にキスをする。
そのことに気付いた環は「息子にキスするなんて変態ですか」と問うが、
「可愛い我が子にはいくつになってもちゅーしたくなっちゃうもの。
むしろ父として誇るべき感情なのだ」と返される。
そこへ、たまたま環のもとへ戻ってきたハルヒにちゅーしてしまうというお話。

完全なるラブコメ路線に移行するかと思われましたが、
キスは環が熱に浮かされてのことで記憶にないということで、
ハルヒも疎いもんだから、この2人には進展はなさそうです。
むしろ、光が自ら「恋愛感情」というものに気付きそうだったことのほうが重大。
まぁ自分のハルヒに対する「恋愛感情」ではないところが微妙ですが、
光の成長を感じさせるワンシーンでした☆


■番外編:ホスト部員のささやかな幸せ大作戦
可愛いハルヒのためを思い、あからさまなプレゼントは断られるため、
藤岡家の家具や建築材をそっくりそのまま高級品に変えてやろうという作戦。
もちろんハルヒの目の前でやれば断られるので、ハルヒのいぬ間に…
と思ったが、突然帰宅したハルヒ父に見つかり、作戦大失敗。(部分的に成功)

作戦が失敗し、泣きながら帰っていくホスト部員の中、
微妙に残念そうな表情のモリ先輩に愛を覚えました!(笑)


■ラブ・エゴイスト~ラブ・オア・ドリーム?~
いつもの双子(薔薇子・撫子)の姉・櫻子が、
ある男子大学生に降りかかる災いを予言することから始まる。
その男子大学生はある女の子と運命的な出会いをするが、
教師になるという夢か、その女の子と一緒になるかという
究極の選択をせまられる…というお話。

全然面白くない。(ズバッとな)
特に『ホスト部』を読んだ後だから、カッコいいキャラがいないとつまらない。
まぁもともと『ラブ・エゴイスト』シリーズに魅力を感じていないってのもあるけど。


■おまけ:エゴイスティック・クラブ
アニメ化にあたり、学院と部室の見取り図を決定せねば!というネタ。
以前にも6巻で「全然決めていない」と暴露しておられましたが、
その際に登場した”ゆいさん”なるアシさん?がまたまた大活躍。
背景描ける人、素直に尊敬できます、私……。
そして恒例「巻末いちゃ絵」はボサノバ君!
見事に準レギュの座を勝ち取ってますね、彼は。
彼がありなら、猫澤先輩とのいちゃ絵もありでは?と思いました。



連載はいつまで続いても文句ないけど(限度はあれど)、
アニメのほうはそろそろ終わってくれないと困る。
原作に逼迫しているので、コミックス派にはちょっと酷。
アニメの1クールがどんなもんか知らないけど、
どうにかこうにか終わらせて欲しいものですねぇ……。
by chizuru-66-lun | 2006-09-11 17:38 | ☆マンガレビュ