マンガを読むのが激遅っ!なチヅルのマンガ日記。でしたが、タカラヅカもあったり、シーズンごとにドラマ感想もあるよ。気楽にコメントドウゾ☆


by chizuru-66-lun
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『火垂るの墓』実写ドラマ

松嶋菜々子さんがあのイジワルなおばさん役をやるって!?
という好奇心から観た昨夜のこのドラマ。
子どもたちから「おばちゃん」「おじちゃん」と呼ばれる菜々子さんや要潤氏に、何とも言えない焦燥感を覚えながら観ることになりました。
しかし、アニメからそのまま飛び出してきたような清太・節子兄妹がとても嬉しかったり。
また、ドラマ『花より男子』でも共演している菜々子さんと井上真央ちゃんに不思議な縁を感じたり。

アニメでは本当に鬼のようにしか見えなかったおばさん側にも視点がグッと寄ることによって、清太・節子兄妹とおばさん家族両方の苦悩が浮き彫りにされ、観ているこちら側も自分の中に存在するふたつの気持ちに振り回されました。
そのため、ただ「つらい」「悲しい」「かわいそう」だけで泣いてはいけないような気持ちにさせられ、涙がためらわれました。
しかし、清太が節子の遺体を荼毘に付すシーンだけは我慢がならずに泣いてしまいました。
アニメでもいつも絶対泣くシーンで、自らの手で家族に火をつけねばならない絶望感に打ちのめされます。

節子役の佐々木麻緒ちゃんはまさに脱帽モノの演技力で、誰よりも際立っていました。
アニメでは清太の視点だったため、節子の死の直後に清太が想い出す節子の可愛らしいショットの数々(傘で遊んだりしてるの)がお気に入りだったため、それが描かれなかったことがちょっと残念でした。

アニメとこの実写ドラマを見比べて思ったことは、残酷さが緩和されたかな?ということ。
アニメは清太の視点だったため、すべての人がどんどん敵に感じられていって、”二人だけ”ということが強調されすぎていたのかも。
それがこの実写ドラマでは、周りの人々の感情も描き出され、すべての人に共感できるようなつくりになっていて、偏り過ぎない感情を持つことができました。
その分、感動が薄くなったかも?という気もしないではないですが…。

ただ、登場人物たちの気持ちなどが現代風すぎるという意見もあるようで…
私はもちろんあの戦争を体験したわけではないので、その頃の日本人の考え方がどうだったかとかわかるはずないんですけど(わかると言ったって、それはわかっているつもりにすぎない)、その時代を生きた人には申し訳ないですが、それでも良いのではないでしょうか?
これをきっかけに、若い人たちが戦争や平和について考えてくれたら。
どうせ、演じる役者のほとんどがその時代を生きた人ではないのだから、完璧に演じることはできないのです。
きっかけになれば良いのではないでしょうか。
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by chizuru-66-lun | 2005-11-02 09:33 | ☆雑記